チームについて

チームについて

私たちのチームは、農業コンサル、篤農家、研究開発と農産流通という専門分野を歩んできた人間が、「革新的な新しい土壌技術を通じて世界の農業に貢献する」という思いで集まりました。

なぜ今集まったのか?
「危機感」と「可能性」がその理由です。

もととなる土壌物理性の解析ノウハウは、会社を設立する前からメンバーがコンサルティングを通じて培ってきたものです。コンサルティングの成果は基本的に非開示のため、どんなに汎用的で革新的な内容でも表に出てくることはありません。クライアントであった私は、この技術は世界の農業を大きく変える可能性があると強烈に感じました。同時に、このままではごく限られた人や企業が知っているだけの技術で終わってしまうという危機感もありました。この経験が起業し、可能な限り多くの生産者や農業関係者が土壌物理性データを活用できるためのデータ解析事業を展開することにした理由です。

しかし、データが直接課題解決するわけもお金を生み出す訳ではありません。データから読み取れる指標を現場の手段に落とし込み、量や質などの生産性を改善することで、初めてお金を生み出します。そのために必要なソリューションを、当社のメンバーが中心になって開発します。

また2014年頃から「Ag tech(農業テクノロジー)」と言われる農業に関連するソリューションへの注目が熱を帯び、実際に多くの資金がベンチャーやスタートアップに集まるようになったことも起業する追い風になりました。

現在、技術開発における様々な分野に精通したメンバーが数人いますが、今後、事業の進捗に合わせて必要な分野のメンバーを拡充していく予定です。


南 吉幸(代表取締役 / ファウンダー)
同志社大学経済学部卒業後、会社勤務を経て高知県で就農、翌年専業農家として独立し露地野菜・果樹を栽培、3年後に全てを有機JAS栽培に移行するが、台風被害等により9年半の営農に区切りをつけ神奈川県に移住。SGSジャパン(GlobalG.A.P.認証機関)を経て2008年よりカネマサ流通GR、2014年より東京シティ青果と一貫して農産物流通の産地開発業務で契約産地の開発・育成を推進。2016年10月独立し、Agsoil株式会社設立。